同じ仙台出身だった彼女と意気投合!

彼女のパソコンでの仕事に興味があった。土曜日になると朝8時にきて14時ぐらいまでひたすらパソコンに向かっている。14時なると「ランチ」と声がかかりパソコンをしまってランチを食べて帰る。何をしている人なんだろうか。

彼女が頼んだ食事は美味しかった。佐伯恭子が何者なのかが興味津々なのだ。

「あなたはどこ出身?」
「仙台です」
「あら、私も仙台よ」
「どこですか」
「泉」
「あ、近いですよ。吉成ですから」
「あら偶然ね」

次の会話からなぜか仙台弁丸出しの二人になった。
なんかこれで一気に距離が縮まった感じになった。

「お仕事は何をされているのですか」
「広告の仕事をしている。もともと電通にいたのだけね。電通で体を壊してやめた。それから独立して仲間と会社を作ったのよ」
「電通ですか。すごいですね」
「ろくな会社ではないわよ。労務管理ないからね」
「それって、残業の連続ですか」
「そうね。9時に会社に行って、帰るのは2時かな」

「いつもパソコンで仕事しているのは広告の仕事ですか」
「ちょっと違うのよ。マス媒体は飽きたから、ソーシャルの仕事ね」

と酒も入ってか彼女の笑顔が素敵になった。
「あなたは学生さん」
「はい、早稲田の3年です」
「高校はどこ?」
「二高です」
「一女ですか?」
「そうよ。大学は慶應行ったけどね」

「君に提案があるのだけどね。パソコンはあるの?」
「ありますよ。あなたと同じアップルを使ってます」
「お、MacBook Airの8GBモデル?」
「はい、一番上のモデルです」
「それなら話は早いわ。うちで働いてくれる」
「なにをすればいいのですか」
「Twitter、Instagram、Google+とサイト分析かな」
「投稿はできますけど、分析はやったことがないです」
「教えてあげるわよ」

俺って、スカウトされたのかな?

この大いなる勘違いが彼女との始まりだった。

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